私は今年の夏に乗鞍岳を登る予定です。そのため、乗鞍ヒルクライムの往路を想定したコースをZwiftで体験しておこうということで、超有名なVen-topのコースを複数回走ることになりました(現在1回目終了)。その際に使える情報を整理したいと思います。
乗鞍往復は辛そうだぞ!(マジで)
冒頭の通り、今年の夏は乗鞍岳に挑む夏合宿を予定しています。別記事ではこの夏合宿の準備の一環として、車載について書いています。
参考
記事:ロードバイク3台の車載をやってみた ~シエンタは楽だった~
今回はがっつり走ることを想定しており、下記のコースを1日で走る予定です。
- 乗鞍エコーライン:全長20.5㎞、標高差1,260m、平均勾配6.1%
- 乗鞍スカイライン:全長18.4km、標高差1,342m、平均勾配7.2%
2コース走ったら獲得標高の合計が2500m超えるじゃねーか。。。
いきなり走るのは危険と考え、上記コースを想定した練習が必要という考えに至りました。その答えがZwiftのVen-topでした。
Zwift Ven-topとは?
フランスのワールドにあるコースの一つであり、「魔の山」と恐れられているツールドフランスの難所であるMont Ventoux(モンヴァントゥ)がモデルになっているコースです。そもそもフランスというワールドは、2020年6~7月に行われる予定であったツールドフランスがコロナの影響で8~9月延期してしまった代替イベントとして作成されたステージです。かなり再現されており、文字通り「魔の山」を体験することができます。
- 全長:20.9km
- 獲得標高:1534m
- 個人的感想:〇ぬぞ、これ
基本7~9%の斜度が永遠と続くコースになります。初心者は2時間越えを覚悟した方がいいでしょう。早い人は1時間程度です(富士ヒルの参考タイムになると言われています)。なお、標高1100m程にアーチがありますが、ゴールではないので騙されないように
何度ここがゴールだったら。。。と考えただろうか(泣)
Ven-topのワールドはフランス!でもワールドが選べない(´;ω;`)
Ven-topはフランスにあるコースなので、フランスからコースを選択すれば走ることができます。ただし選択肢にフランスがない場合があります。それはワールドがZwiftのカレンダーに沿って更新されるからです。
上記のように、6月は4、5、13、14日しかフランスは選択できません。走りたいコースがあったら、カレンダーはきちんと確認しておきましょう。
しかし、「私はこの日にVen-topを走らないと嫌だ~!」とか、「ご先祖様の遺言で、毎月この日走ることになっているんだ、、、」という事情の方もいらっしゃると思います。カレンダーを無視した方法が2つあるので、ご紹介します。
Meetupを利用する
Meetupとは、友人と一緒に同じコースを走るグループライド機能のことです。Zwiftのアプリ「Zwiftコンパニオン」からMeetupを設定することができます。そして、Meetupは全ワールドのコースを選択することができます。
必要なものは上記の無料アプリとMeetupを設定するためのフォロワー(自分をフォローしてもらう必要がある)です。フォロワーは実際に走ってもらう必要はありませんが、設定するためには必須です。ぼっちには厳しい仕様です(´;ω;`)
プログラムをちょっと弄る
もう一つの方法は「prefs.xml」というデータに1行プログラムを書き足すことで変更可能となります。
デフォルトの設定でインストールした場合、マイドキュメントに「Zwift」のフォルダがあると思います。
ドキュメントの中にある「Zwift」フォルダ内に「prefs.xml」があるはずなので、これをメモ帳やサクラエディタ等で開きましょう。
この2行目(<ZWIFT>と<SPORT>CYCLING</SPORT>の間)に↓の文字を打ち込んで保存してみましょう。
<WORLD>10</WORLD>
この状態でZwiftを起動してみましょう。バージョンアップをしていなければフランスを選択することができます。その他、数字(この場合は10)を変更すると別のワールドを選択できますのでお試しを。
注意事項としては、ライドが終わったらプログラムは元に戻しましょう。そうしないとフランス以外を走れなくなってしまうので💦
最後に
私は今回乗鞍岳の想定トレーニングとしてVen-topを1日2回走るという狂気の沙汰を行うためにプログラムを変更しました。なお、エベレスティングを達成にするにはVen-topを6回登るという頭のネジを吹っ飛ばすような行為が必要になります。もし興味がある方はお試しあれ。
コメント