サラリーマンのマイホーム購入 ~いやいや家探し編~

雑記

今回はマイホーム購入記事第二弾をお届けします。第一弾ではマイホームを購入したくない理由を色々書きましたが、今回は家探しで気を付けた点を中心にまとめました。第一弾を読んでいない方は是非読んでみてください。

参考記事:サラリーマンのマイホーム購入 ~そもそも家は買いたくなかった編~

最初の選択:戸建てかマンションか

マイホームを購入するうえで、真っ先に考えるのが戸建てにするか、マンションにするかだと思います。それぞれ一長一短がありますので、どちらにすべきか悩むかと思います。私から言えることは一つ。

自分の希望が多く叶う方を選べ!

です。だって家を購入する時点で相当なリスクを背負うのだから、これくらいは誤差範囲でしょう。
戸建てとマンションの特徴を簡単にまとめましたので、参考にしてください。

戸建ての特徴

  • 広い家に住める
  • ローン以外に月に支払う費用はない(修繕積立金や管理費、駐車料金がない)
  • 家の内装等の自由度が高い
  • 家のメンテナンスは自分で計画・管理する必要がある
  • 立地は基本あまりよくない(駅近等の良い立地はマンションが既に建っているから)
  • 火災保険や電気代等はマンションと比べ割高

マンションの特徴

  • 戸建てと比べると狭い
  • ローン以外に月に支払う費用がある
  • 内装を変えるには制限等がある(賃貸ほどではない)
  • 共有部分のメンテナンスは自分でやる必要はない
  • 立地は千差万別
  • 火災保険や電気代は戸建てと比べれば割安

なお、私の場合は妻の強い希望でマンションに決めていました。理由は下記の通りです。

  • 自分で家の管理・メンテナンスを行うのは大変である
  • 車を購入する予定がないからマンションで充分
  • 年を取った時、縦の移動(階段による移動)はきつくなるから

個人的にはロードバイクの収納が楽な戸建てに少し憧れていましたが。。。

新築or中古

次に問題になるのが新築か中古かです。昔であれば中古物件は安かったですが、今では新築並みに高かったりします。ですので値段だけではなく、家の資産価値や今後の推移を見極める必要があります(見極めると言っても、確実に予見できるなら不動産投資を勧めます(笑))。

新築の場合

  • 備品が新しいのできれい(当然ですが、備品を交換する必要なし)
  • 家の設備等によっては住宅ローン控除が優遇される(今流行りのZEHなど)
  • 新築の値段には広告費用等が含まれるため、初期は一気に値下がりする
  • 立地がいい住宅はもう少ない
  • 建築中の場合、当然ながら完成した家を見学することはできない。
  • 営業の人がうざい(偏見)

要注意点
戸建ての場合、自分好みにアレンジしすぎると売却価格が減少します(万人受けしないため)。マンションの場合、購入後に決めるオプションによって予算オーバーになりがちになります

中古の場合

  • 備品が古いため、交換やリフォームを検討する必要がある
  • 新築と比べると税金の控除が少ない
  • 立地について、新築と比べ選択肢が多い
  • 家の内装、周りの環境、マンションであれば修繕積立金の推移などのより詳細な情報を入手できる
  • 新築時の値段と比較することが可能(新築時の値段を公開しているなら)

要注意点
家を購入すると後日不動産取得税を支払います。これは築浅であるほど控除額が増えます。古い住宅をフルリノベーションした物件は不動産取得税が高額になる可能性があります(忘れた頃に請求が来るところが意地汚い)

ちなみに中古物件を購入する場合、大抵不動産の仲介を受けると思います。この仲介手数料は宅地建物取引業法で上限が決まっており、大抵は上限を請求されます。ですので仲介業者は、安さより信頼できるかどうかで選んだ方がいいですよ。
個人同士の売買は非常に面倒らしい。。。

中古物件を選ぶ際に気を付けたこと

自分がマンションの中古物件で選ぶうえで気を付けたことは下記の点です。

立地

これはどのサイトでも書いていると思いますが、立地は一番大事と思っています。内装が気に入らなくてもお金をかければ変更できます。しかし立地はどんなにお金を出しても変えることはできません。立地が悪ければ将来最大の負債に陥る可能性もあります。良いとされる立地は下記の通りです。

  • 人口が増えている、せめて横ばいの地域
  • 交通の利便性(駅近等)
  • 日当たり
  • 近隣の環境(スーパーや病院、騒音等)
  • ハザードマップの確認

人口の推移は県や市のホームページを見れば確認することが出来ます。ハザードマップもネットで調べられるので必ず確認しておきましょう。
ただし、完全に安全な場所なんてありません。自分の中でリスクの許容度を考えましょう。私が購入したところは川の氾濫による浸水注意の地域に該当しますが、マンションの2階以上のため軽減できると考えています。1階だったら迷わず火災保険で水災をカバーします。
その他の条件は直接見て確認するのが一番です。

予算を常に意識

当たり前と思いますが、予算は常に念頭に置いて探しました。何故かというと、マンションの値段以外に支払う金額は大きく、かつどこまでも膨らませることが出来てしまうからです。絶対に支払う初期費用、ローンとは別に支払う月々の管理費用、リフォーム代(特に際限がない)、固定資産税や火災保険等、挙げればきりがないです。特に新築を勧める仲介業者はこの辺りの説明が不十分なことが多く、ローンも最低金利で計算して如何に安いかをアピールしてきます。惑わされないようにしましょう。

特にZEHの新築マンションの業者はうざかったです。住宅ローン控除と最新の設備を前面にアピールして、買いますよね?的な態度で迫ってきました。予算オーバーと値段を見た瞬間に言ったのに。。。

管理状態

管理状態も特に重要です。賃貸でも同じですが、外壁や庭、ゴミ置き場等の共用部がきれいかどうかはきちんと確認しておきましょう。もし可能であれば修繕計画も確認できればよりいいです。いくら条件が良くても、管理が行き届いていないマンションはアウトです。
ちなみにタワーマンションは修繕費用が超高価であることがお勧めしない理由の一つになります。某論破王もタワーマンションは低階層に賃貸で住むのが一番とか言ってました。

駐輪場に入りきらない自転車が、マンションの敷地内に乱雑に置かれていたところは即無理と回答(笑)

実際に内覧した数

上記の条件を念頭に多くの物件を内覧しました。

  • お世話になった仲介業者:3社
  • 内覧した中古マンション:17棟(エントランスだけも含む)
  • 新築マンション:4棟
  • 戸建て:3宅

自分と妻の意見が中々合わず、まぁまぁ見ました。ただ、仲介業者が計画した一日8棟の内覧は中々ハードなスケジュールなので、もう少しお手柔らかにお願いしたかったです(´;ω;`)

まとめ

今回は自分が家選びに注意したことをまとめました。

  • 戸建て or マンションは人の好み
  • 新築 or 中古は今後の資産価値から検討する
  • 物件の値段以外の費用を常に念頭に置いておく

次の記事は購入決定時とその後の作業について書こうかと思います。

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