私は友人から譲ってもらったCATEYEの心拍計(ハートレートセンサー)を使用していましたが、サイコン&ZWIFTに認識されないという事態に陥りました。私が行った対処法と、購入したものを紹介したいと思います。
心拍計とは?その意義について
心拍計とはその名の通り、心拍・脈拍を測定するものです。心拍を把握することのメリットは下記の通りです。
- トレーニング、特にインターバルトレーニング時の指標となる
- 現在の体調を客観視することができる
特にホビーライダーにとっては後者の体調把握・管理が重要になってきます。”普段より心拍が上がりやすい”、”最大心拍と比較すると、まだ余裕がある!等を心拍数から把握&予想できるのはとても心強いです。
なお、私は友人からCATEYEのHR-12という心拍計を譲り受け、約3年間使用しています。
この心拍計がサイコン、及びZWIFTに全く反応しない事態に今回陥りました。
よくある故障の原因
心拍計の場合、故障の原因特定は電池の消耗以外は難しいですが、よくある原因を下記にまとめてみました。
- 電池切れ
- 通信不良
- 電極(ベルト側に存在)の接触不良・断線
- 機械本体の故障
私の場合、友人の使用歴を合わせると5年以上使用していたので、経年劣化による故障と思って半ば諦めていました。
数年も使えば壊れるよなぁ・・・
しかし、可能であればもう少し使いたい(お金を節約したい)と考え、下記の方法を行いました。
壊れたと思った時の対策
対処法①接続の再確認
まずは接続状況の確認から始めました。サイコン or Zwiftの再起動、心拍計の再起動(CATEYEのHR-12の場合、電池の再装着とリセットボタン)を行いましたが、特に変化はなし。
対処法②電池交換
ボタン電池(CR2032)を新しい電池と交換してみました。が、特に変化はなし。
対策③心拍計のクリーニング
心拍計、特に胸ベルトのクリーニングを行うのも一つの手です。胸ベルトには電極部分もありますので、定期的な掃除・メンテナンスが必要です。基本は水洗い&乾燥ですが、中性洗剤やハンドソープ等で洗うのもオッケーです。水のみの洗濯機(柔軟剤等は不可)も大丈夫らしいですが、私は手洗いをお勧めします。
勿論、乾燥機はダメですぞ!
私はZWIFTでベルトが汗まみれになることが多かったので、上記の洗濯+金属部分に防水・防錆のラスペネをかけて様子見ました(後日調べましたが、この行為が正しかったのか未だに不明です💦)。私の場合はこれで奇跡的に復活したので、助かりました。これをきっかけに予備のベルトを購入しました。
対策④諦めて新調する
色々やっても復活しない場合、諦めて新しいセンサーを購入するしかありません。心拍計にはいくつかタイプあるので、自分に合ったものを選びましょう!
参考:心拍計の種類
心拍計には私目線では3タイプ存在しています。
胸バンド(電極タイプ)
胸バンドは上記で説明したとおり、胸にバンドを使って心拍計をセットします。
- メリット:正確性が高い。一番安い
- デメリット:装着感が気になる。先にウェアを着てしまうと装着できない(冬ウェアだと面倒さがMAX)
正確性が高いので、大会やトレーニング時に効果を最大限に発揮します。
腕タイプ(光学式)
腕に巻くタイプであり、センサーによって血液中のヘモグロビン量等を測定することで心拍を測ります。人によっては、スマートウォッチで代用する方もいらっしゃいます。
- メリット:装着が楽
- デメリット:電極タイプと比べると正確性がいまいち
ロングライドなど、心拍が一気にあがることがないようであれば、光学式が一番楽で快適だと思います。
シール型
胸ベルト型の亜種であり、胸にシール型の電極を張ります。
- メリット:正確性が高く、装着感がよい
- デメリット:コスパがかかる。耐久性に難あり
壊れやすいという評価が多く、これは人を選ぶ心拍計だと思います。
最後に
心拍計の胸ベルトは消耗品です。こまめにメンテナンスし、定期的に新調するようにしましょう。
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