体験談:Zwiftトレーニングの効果発揮!やってみての感想

トレーニング

皆さんはロードバイクのトレーニングと聞いて、何を思い浮かべますか?山トレや筋トレ、そしてローラー台などが思い浮かぶと思います。今回はzwiftを始めて約3ヶ月経過したので、Zwiftに対する自分なりの感想・意見を記事にしました。結論から言うと私の場合はヒルクライムのタイムが結構縮まりました!。オススメのトレーニングのひとつですので、是非参考にしてください。

Zwiftを始めたきっかけ

私がzwiftを始めたきっかけは友人からの誘いでした。チームメイトが1人関東へ引越ししてしまったため、皆で揃って走る機会が全くなく、ならばバーチャルで走ろうという流れになりました。
また、コロナ禍の影響で遠出が躊躇われること、ミニドラ(息子)が産まれたのでまとまった時間が取れなくなったのも理由の一つです。そんなこんなで2021年の9月末よりZwiftに登録して今に至ります。

長時間外に出れないから、家で走れるのは便利ですわ~

Zwiftとは?

Zwiftとはアプリの一つで、インドアサイクリングとビデオゲームをリンクさせたものです。仮想世界の中でサイクリングする事が可能であり、イベント参加やアバターを育てたり、そしてタイムを競い合ったりする事が出来ます。なお、月額費は税込1650円です。ジムの年会費と比べたら安いかなぁ~。

Zwiftを始める上で必要なもの

自転車

自転車は言わずもがなですね。私の場合は街乗り用として使っているFELTさんをいつも使っています。本当はいつも乗っているCARRERAさんの方がトレーニングとしては正しいのですが、ホイールを取ったり戦車が面倒、諸事情によりFELTさんにしています。

ローラー台

これも言わずもがな必要です。ローラー台には色々種類があるので、いつかは記事にするかもしれませんが今回は割愛。ちなみに私はダイレクトドライブ式のローラー台を使用しています。オススメはWahooのKICKRです。WahooにはKICKR CLIMBという斜度を再現してくれるオプションパーツがあるので、もしローラー台を使用していて、物足りん!斜度が欲しい!!と感じた時に拡張することができるからです。

各種センサー類

ダイレクトドライブ式でなければスピードセンサー類が必要です。また、センサーはBluetooth対応のものが多いのですが、Bluetoothの送受信は何故か途切れやすいです💦その場合はドングルと呼ばれる受信機(ant+と呼ばれる通信規格を受信する機器)を購入することがオススメです。私もBluetoothではすぐに通信が切れてしまうので購入しました。

あったら便利なもの

衝撃吸収用マット

Zwift中に滴る汗で床が汚れないように&下の階に音・振動が響かないように衝撃吸収に優れたマットを購入しておくとよいでしょう。オススメを私に教えてください(笑)

扇風機orサーキュレーター

インドアトレーニングなので勿論無風。部屋も熱気が充満するのでまさに地獄です。暑さ対策として扇風機かサーキュレーターを準備しておきましょう。

スウェットカバー

汗が滝のように流れるため、高確率でヘッドパーツが塩漬けになります(マジで)。そして塩が結晶となってしまい、パーツ要交換になったら最悪です。対策として常にタオルをかぶせておくのもありですが、スウェットカバーがあると結構便利です。

Zwiftをやってみての感想

Zwiftを始めてみた感想をメリット・デメリットでまとめてみました。

メリット

隙間時間に走れる

速く走るためにまずやることは、乗る時間を増やすことです。初心者から中級者にとってこれ以上のトレーニングはありません。Zwiftであればすぐに乗れてすぐに降りることが出来るので、ちょっとした空き時間に乗ることができます。

天候に左右されない

インドアサイクリングなので当たり前ですが、雨天の日も走ることができます。特に冬の時期では道の凍結や雪によって走れない、走れるけど危ないという状態が続く日があります(今年はまさにそれでした)。室内で思う存分走ってください。

コツコツタイプは継続しやすい

私のように「ゲームで称号コンプリート目指したい派」や「ザコキャラを倒しまくって無双したい派」や「ソシャゲを無課金のまま上を目指したい派」の人は波長が合うと思います(笑)
Zwiftはゲームなので、ゲーム特有の称号(ゲーム内ではバッチ)や経験値によるレベルアップがあります。こういったものをついつい極めたくなる人は私と同タイプの人なので是非始めましょう!

高強度のトレーニングがやりやすい(楽ではない)

辛い高強度トレーニングの代名詞であるインターバルトレーニング等は、実際に道でやろうとしても信号機や車、他のライダーの存在で出来る場所はほとんどありません。しかしバーチャルであれば邪魔する人はいません。Zwift内でも「ワークアウト」と言うトレーニングメニューが何個もあるので、魂が出ていくまで練習することができちゃいますよ・・・インターバルマジで辛い(´;ω;`)

デメリット

準備するものが多い

Zwiftの登録やローラー台は勿論ですが、騒音や振動や汗対策など準備するものが結構多いです。このようなところがハードルになっていると思います。

バイクをふれない

私はケイデンスでぶん回すタイプなのでそこまで感じませんが、ダンシングで車体を思いっきりふるタイプの人はかなり走りづらいです。転倒したり、フレームにダメージがいく可能性があります。走り方には注意した方がいいでしょう。

実走とのギャップ

実走の場合は景色が変わりますし、道のライン取りや周りの危機感知が非常に重要になります。これらはZwiftでは出来ないことなので、Zwiftだけのトレーニングはあまりオススメ出来ません。何回かは外で走るようにしましょう。

ロングライドの感覚を忘れる

これは私だけかも知れませんが、Zwiftをやるときは高強度を短時間!という内容が多いです。そのため、ペース配分や休憩のタイミングなど、ロングライドに必須のスキルが忘れがちになってしまいました。

暑い

暑い、暑過ぎる・・・

いっそう意識を失いたくなる暑さだな

Zwiftトレーニングの効果

Zwiftを始めて2ヶ月が経過した頃、練習コースの一つである”勝尾寺”に行ってきました。勝尾寺とは関西ヒルクライムの定番コースです。実際に走っていると、いつもよりギアを重くしても普段通りに走れている自分に気が付きました。

あれ?これいけるんでない??これがゾーンっていうやつか!

ゾーンかどうかはわかりませんが、パワーが維持出来ていることは走っていて自覚することができました。ヒルクライムでタイムを狙う場合、瞬間パワーではなく高出力の維持が重要ですので、実感がわきやすいと思います。そのまま走り続けた結果

トレーニング前の記録 ⇒ 13:56

トレーニング後の記録 ⇒ 13:10

大幅な記録更新だわ

パワーの維持、心肺能力を鍛えるにはもってこいのトレーニングだと自分は思います。

最後に

Zwiftは家の中で出来るトレーニングの中で、確かに効果がありました。勿論家の中で漕ぎ続けることが苦手な人には向いていないと思いますが、私のようなコツコツタイプにはマッチすると思います。興味を持ったら、1ヶ月1650円を握りしめて始めてみましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました