私の息子(通称ミニドラ)はとうとう2歳児になりました。2歳頃から始まるのがそう、イヤイヤ期です。イヤイヤ期のあるあるや私の体験を今回はまとめてみました。早くこの時期が過ぎるといいのですが。。。
そもそもイヤイヤ期とは?
イヤイヤ期の正式名称は第一次反抗期と言います。子供の自己主張が強くなる成長過程の一つであり、親や周りの言動が意にそぐわないと全力で「イヤ~」と言って拒絶する時期のことを指します。親にとって大変な時期でもあります。
イヤイヤ期は早い子では1歳になる前から始まることがあり、一般的には2歳ごろがピークと言われています。
ミニドラは1歳10カ月頃から顕著に「イヤ」と言ってきました。「イヤ」の言葉を覚えるのも早かった💦
イヤイヤ期は上述のとおり自己主張が強くなった証ですが、それに加え我慢を司る前頭葉の発達が自己主張より後に発達する傾向にあるため、結果としてイヤイヤ期に繋がります。つまり前頭葉、脳が発達すれば自然と消えていく時期とも言えます。いずれ消えるとわかっていても大変な時期であることには変わりませんが。。。
なお、前頭葉の発達が早い子やそもそも自己主張が少ない性格の子は、イヤイヤ期が短かったりなかったりするそうです。
イヤイヤ期の実体験
ミニドラのイヤイヤ期を少しお話したいと思います。
1) 邪魔されるのがイヤ
遊んでいるときにご飯できたと呼ばれたり、手洗いしようと呼びかけると
イヤ~
となります。やはり自分がやりたいことを邪魔されるのを子供は嫌がります。ほかにも、ご飯で遊んでいるときが一番嫌がっていました(現在は少しずつ改善中)。
2) 自分のこだわり通りに事が運ばないとイヤ
自分自身・家族含め、服のボタンは全部閉めないと気が済まない。ドアは全部締めないと気が済まない。私が食べるヨーグルトの蓋を自分が開けないと気が済まない。自転車のカギは自分で開けないと気が済まない。
このように、自分のこだわりに従って物事が進まないと
イヤ~
となります。こだわりは子供の性格にもよりますが、ミニドラは結構こだわりが強い方だと思っています。誰に似たんだか。。。(笑)
3) とりあえずイヤと言う
上記の2つに該当しなくても、こちらが言ったことに対して
イヤ~
ということは多々あります。帰宅後の手洗いを嫌がったり、睡眠を促すと嫌がったり、、、・泣いたり叫ぶことはありませんが、ひたすらイヤ~を繰り返します。こちらのボルテージは上がっていきますね💦
このように育児する上で余計に時間がかかってしまうイヤイヤ期は家事の天敵と言えるかもしれません。
よく紹介されているイヤイヤ期の対策・してはいけないこと
ここでよく本やテレビで紹介されている対策を挙げていきます。
1) とりあえず待つ
子供が行動を移す際に、頭の中で色々と準備が必要になるそうです。ですので、子供の準備が整う(つまりやる気になる)まで待ってあげることが最適と言われています。時間がない朝にやるのは大変リスクがありますが、理にかなった方法と思います。
2)「イヤ」と言わせない
子供は「イヤ」を連発して言っていると意固地になり、事態はどんどん悪化していきます。そのため、まずは「イヤ」と言わせないように働きかけることが大事と言われています。
具体的に言うと
○○するのは嫌なの?
うん!(泣きながら)
のように「イヤ」以外の言葉に誘導していく方法です。私個人の考えですが、「イヤ」以外を言うことで子供自身の冷静さを取り戻せるためだと勝手に思っています。なお、ミニドラは何言っても「イヤ」しか言わず、誘導は失敗に終わっています。(´;ω;`)
ちなみにですが、皆さんはおさるのジョージというアニメを知っていますか?元々はアメリカの絵本が原作であり、主人公のサルのジョージが冒険や騒動を起こす絵本・アニメです。この話に登場する黄色い帽子のおじさん(名前がないようです💦)は、ジョージが何をしようが怒ることなく、ジョージを褒めるところから始めるというスタンスが素晴らしい・理想の子育てだと脚光を浴びたことがあります。黄色い帽子のおじさん、恐るべし。。。(笑)
3) 怒ってはいけない
これは誰もが知っていて、一番難しい対策です。2歳児になると親の言葉をなんとなく理解している年頃ですが、完全に理解できているわけではもちろんありません。この状態で子供を怒らずに対応するのは骨が折れます。
また、「どうして泣くの?」というように問いかけるのみNGと言われています。何故なら泣いている本人もどうしたいのかがわかっていないからです。この問いは怒られている状態と特に変わりはありません。
実際に行っている対策
1) ひたすら待つ
私は基本待つようにしています。一緒に待ってあげて、やる気になったら一緒に動くことを心がけています。子供の自主性を重んじているので教育面から言えば良いと思いますが、如何せん時間がかかります。。。朝食の準備ができて食べ始めるのに30分かかるということはよくあります。時間と心の余裕がないと本当にできません。
特に朝は保育園や仕事のため時間がなく、戦場になります。そのためイヤイヤする時間を考慮して早めに起こすようにしています。今のところこの作戦はうまく機能しており、保育園には時間通りにいくことが出来ています。こちらが朝早く起きる必要は出てきますが。。。
2) 別のことで気をひく
これは皆さんよくやる手だと思います。手を洗ったらおやつを食べよう、後でおもちゃで遊ぼう、などなどです。子どもは結構これだけでも動いてくれます。ただし、私はテレビやスマホを引き合いにださないようにしています。これらは依存性が高いので、今後の教育のことを考えると避けた方がいいと自己判断しています。
3) 緊急時は無理やり
これは本当に褒められた方法ではありません。ただ、危険行為(例:道路に飛び出す)をしたがる時は遠慮なくやります。これは危険なんだと学習するためにも必要な行動だと思っています。
なお、最近子どもにつけるハーネスはありかなしかという話題が度々出てきますが、私は賛成派です。昔と違って交通量が多く、危険運転のニュースが多い昨今は安全が何よりも大事だと思うからです。手をつないでいてもすぐに離れて走っていくのが子どもです💦
結論:耐えるしかない
イヤイヤ期は成長段階の一つであり、いずれはなくなるものです。気長に接していくしかありません。ただ、一人で抱え込まず、家族・親族・友人、または行政を利用して支えてもらうことが大切なので、きちんと話していきましょう。
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